宇宙のなかの熊
デーア・ローアー、はじめての子どものための戯曲。日本初演。
わたしたちが この地球で 生きていくために …
東京演劇アンサンブル こどもの劇場公演
作/デーア・ローアー
訳・ドラマトゥルク/三輪玲子
演出/公家義徳
公演日程
2021年6月12日(土)~13日(日) 野火止RAUM
2021年6月16日(水)~20日(日) シアターグリーン Box in Box THEATER
全席自由(客席5割予定)/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場
料金:前売一般/3800円 前売U30/3000円
★=Low Price Day/2500円
当日/4500円
協賛 ケンタウルスの会 (TEE友の会)
助成 文化庁舞台芸術創造活動活性化事業
翻訳助成 ゲーテ・インスティトゥート
協賛 ケンタウルスの会
作/デーア・ローアー
訳・ドラマトゥルク/三輪玲子
演出/公家義徳
音楽/松本律子 (生演奏)
舞台美術/池田ともゆき
衣裳/稲村朋子
振付/三東瑠璃
映像/飯名尚人
照明/真壁知恵子
音響/川崎理沙
小道具/田原真美子
舞台監督/浅井純彦
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
制作/小森明子 太田昭
キャスト
ベニー (ホッキョクグマ)雨宮大夢
ポリー (ニワトリ)永野愛理
イザベラ(ヒグマ)仙石貴久江
カブラ (カラス)永濱渉
ホッキョクグマのベニーは、温暖化によって氷塊をなくし、家族もなく、この種族の最後の一匹です。
ベニーは、奥さんとなる女の子を探しに旅に出ました。氷が溶けてしまったから、自分でいかだをこしらえて。
そしてある日、南の国“ポリネシア”の砂浜にたどり着きます。
ポリーがやってきます。「ヘイ あなただあれ?」
ポリーは白くてふわふわしています。きっと奥さんにぴったりです。けれども残念ながら、ポリーはニワトリなのです。
落胆するベニーに、ポリーは恋人募集の新聞広告をすすめます。
「陽気で心の広い白熊が恋人募集。魚好き歓迎。毛皮付き希望。写真同封。」
ゆうびーん! 返事が来ました。分厚い小包。それを開けてみると……
火災や密猟者におびやかされるキリン、プラスチックの海で暮らすクジラ、
ふるさとから逃れてきたヒグマ…
ポリーは、ベニーを通して世界を知っていきます。
「5歳以上のこどものための演劇作品」と銘打たれたDea Loherによるはじめてのこどもの芝居。2020年9月カーゼルSTAATS THEATREで初演。ドイツの権威ある演劇賞であるミュルハイム賞児童劇部門にノミネートされた作品の日本初演。
マリンバの生演奏、映像、ダンス、歌、すべてのコラボレーションで贈る、ホッキョクグマとメンドリの出会いと別れの物語。
2 Replies to “宇宙のなかの熊”