羽鳥 桂(はとり けい)

  『肝っ玉おっ母とその子供たち』舞台より

 

 俳優座養成所4期を経て、1955年劇団三期会(東京演劇アンサンブル前身)入団。 

 紡績女工に取材した集団創作『明日を紡ぐ娘たち』で、役者としての核を掴む。『カラールのおかみさんの銃』にて、塚本信夫とともにブレヒト作品の魅力を体験。その後の数々の作品に生かされている。
 脚本を読みこんで作品に執拗に迫っていく実力は、『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』の語り手で最もよく発揮された。
 『肝っ玉おっ母とその子供たち』では主役のおっ母を体当たりで演じた。羽鳥がいてこその公演だった。特に伊藤克、入江洋佑との絡みは緊張感があり、さすがベテランという貫禄をみせた。『おじいちゃんの口笛』のトーラ役は、長い人生を経験した重みのあることばで舞台をぐっと引き締めた。
 『コーカサスの白墨の輪』『セチュアンの善人』『魔子とルイズ』『沖縄』でも、生活感のある存在として舞台にリアリティを持たせている。アンサンブルに欠かせない役者・羽鳥桂である。

主な舞台作品

明日を紡ぐ娘たち

集団創作

敏子

魔子とルイズ

松下竜一

うめ

カラールのおかみさんの銃

ブレヒト

カラールのおかみさん

セチュアンの善人

ブレヒト

8人家族

コーカサスの白墨の輪

ブレヒト

肥った料理女

肝っ玉おっ母とその子供たち

ブレヒト

肝っ玉おっ母

沖縄

木下順二

新垣すえ

銀河鉄道の夜

宮沢賢治

語り手

風の又三郎

宮沢賢治

語り手

おじいちゃんの口笛

ウルフ・スタルク

トーラ

芝居

ベケット

ワーニャ伯父さん

チェーホフ

マリーナ