入江洋佑(いりえ ようすけ)
『おじいちゃんの口笛』舞台より
東京都出身。俳優座養成所三期生。1954年三期会を発足。創立メンバー。
東京演劇アンサンブルの看板俳優であり、劇団の中枢。三期会発足以来、広渡常敏のよきパートナーとして、ともに劇団を支えている。 遊び心溢れる闘士・入江洋佑の代表作は、初期では木下順二の『蛙昇天』『オットーと呼ばれる日本人』。そして現在では『おんにょろ盛衰記』の長老役である。若きアイドルであった入江が、劇団四七年の活動を経て、舞台をキリッとしめる長老役をになっている。 ブレヒト作品では、『コミューンの日々』『ガリレイの生涯』などで、故・塚本信夫との名コンビを見せていた。また『グスコーブドリの伝記』のブドリ、『かもめ』のトリゴーリン、『テンペスト』のプロスペロー、など大きな役を数多くつとめる劇団の大黒柱である。 映画の代表作では『赤線地帯』(溝口健二)、『春琴抄』(伊藤大輔)、『浮草物語』(小津安次郎)、『真白き富士の嶺』(佐伯幸三)などがある。 こどもの芝居では、東京演劇アンサンブルの初期の作品である『トランプの国』の主役・アンドリューシャ・ポポフをはじめ、『走れメロス』のディオニス、『目をさませトラゴロウ』の猟師、『さとしとあきらのぼうけん』の侍従長、『ふしぎなふしぎなカード』のおとうさんなど数え上げたらきりがない。 また、最近では『國語元年』、『遠く天安門へ』、『ガラスの動物園』などの演出も手がけている。
2006年より劇団代表。2012年にはアーノルド・ウェスカー連続上演の『大麦入りのチキンスープ』の演出が控えている。
主な舞台作品
|
蛙昇天 |
木下順二 |
シュレ |
|
オットーと呼ばれる日本人 |
木下順二 |
瀬川 |
|
おんにょろ盛衰記 |
木下順二 |
老人 |
|
グスコー・ブドリの伝記 |
宮沢賢治 |
ブドリ/クーボー博士 |
|
テンペスト |
シェイクスピア |
プロスペロー |
|
ハムレット |
シェイクスピア |
ポローニアス |
|
真夏の夜の夢 |
シェイクスピア |
イージーアス |
|
かもめ |
チェーホフ |
トリゴーリン/ドールン/メドヴェジェンコ |
|
コミューンの日々 |
ブレヒト |
パパ/ドレクリューズ |
|
セチュアンの善人 |
ブレヒト |
シューフー |
|
肝っ玉おっ母とその子供たち |
ブレヒト |
僧侶 |
|
ガリレイの生涯 |
ブレヒト |
アンドレア/フェデルツォーニ |
|
明日は天気 |
岸田国士 |
夫 |
|
目をさませトラゴロウ |
小沢正 |
猟師 |
|
おじいちゃんの口笛 |
ウルフ・スタルク |
ニルス |
|
ゲド戦記 |
ル・グウィン |
叙事詩の語り手 |
|
海鳴りの底から |
堀田善衛 |
高野修吉/皆吉長右衛門 |
|
常陸坊海尊 |
秋元松代 |
だんな |
|
ヒロシマの夜打つ太鼓 |
広渡常敏 |
耕治 |
|
日本の気象 |
久保栄 |
八十島台長 |
|
ワーニャ伯父さん |
チェーホフ |
チェレーギン |
|
昔話 ふくまの又ぜ |
広渡常敏 |
又ぜ |
| 海の五十二万石 | 広渡常敏 | 小川平衛門 |