彼女たちの断片 2025
作/石原燃
演出/小森明子
音楽/国広和毅
舞台美術/香坂奈奈
衣裳/稲村朋子
照明/真壁知恵子
音響/川崎理沙・島猛
映像/三木元太
宣伝美術/ Judith Clay・奥秋圭
舞台監督/浅井純彦
制作/太田昭
登場人物
静谷晶(44)グラフィックデザイナー
洪美玉
天野ゆき(44)グラフィックデザイナー
原口久美子
高崎涼(35)グラフィックデザイナー
永野愛理
静谷葉子(70)日仏翻訳者 晶の母
志賀澤子
天野みちる(20)大学生 天野の娘
林亜里子
多部真紀(20)大学生 みちるの友だち
彦坂紗理奈
水越まゆみ(52)喫茶店店員 葉子の友だち
奈須弘子
2025.4.26(Sat)15:00 ルネこだいら・中ホール
2025.5.16(Fri)-18(Sun) あうるすぽっと
5.16(Fri) 19:00
5.17(Sat) 14:00・19:00
5.18(Sun)14:00
前売一般 4300円
前売U30 3300円
前売ペア 8000円 劇団事務所でのみ扱い
★=Low Price Day 3000円
団体割引 3000円 劇団事務所でのみ扱い
当日 4800円
TEL048-423-2521
ticket@tee.co.jp
チケット販売は3月1日予定
あらすじ
大学生の多部が望まない妊娠をしてしまった。
友人みちるに相談して、海外の支援団体から「中絶薬」を送ってもらって中絶することにした。みちるの母の同僚である涼にカードを借りて送金し、薬は届いた。中絶薬は二種類、2日間かけて飲む。海外では広く普及している薬だが、日本ではやっと承認申請するところだ。(2021/12/22申請)。安全な場所は? と考えた末、やはり母の同僚の晶に頼んで泊めてもらうことにした。
この物語は2日目の薬を飲む一夜を描く。
みちるの行動に不信を覚えた母・天野が、晶の家に乗り込んでくる。行動的なみちるだが、母親とはあまり口をきかず、わだかまりを抱えていた。みちるの妊娠を疑った天野に、多部が、自分が妊娠したのだと告げる。
一方、晶の母・葉子の友達で、総菜の宅配をしているまゆみも定期便を持参した。この7人の女たちが、中絶の一夜を過ごすことになる。
中絶薬のこと、日本の医療のこと、生殖をコントロールする国家、その歴史などが語られる一方、7人のそれぞれが抱えてきたこと…妊娠、中絶、性、レイプ、家父長制、優生思想等が、モノローグや一対一の会話、更にみんなとのお喋りのなかで語られる。
多部は、6人の大人たちによって守られるなかで、無事に終えることができた。
7人の女たちは、それぞれ、この一夜の経験を持ち帰っていく…。
上演予定時間 2時間10分(休憩なし)
共催 小平子ども劇場
協力こども劇場
首都圏子ども劇場首都圏ツアー
前回公演より ↓
作中に、フラッシュバックを起こす恐れのある台詞がございます。心配がある方はご自身の状態に注意してご観劇ください。