『泥棒たち』アフタートーク
● 2017/09/09(土)14:00 アフタートーク
三輪玲子 ✕ 公家義徳
『無実』に引き続きタッグを組んだ、翻訳・ドラマトゥルクの三輪玲子さんと公家義徳の対談。
ローアーさんを知るお二人に、ローアーさんのこと、その独特な作品世界のことなど語っていただきます。
三輪玲子さん
ドイツ演劇研究。上智大学教授。訳書にハンス=ティース・レーマン『ポストドラマ演劇』(共訳、同学社)、エリカ・フィッシャー=リヒテ『パフォーマンスの美学』(共訳、論創社)、フランツ・クサーファー・クレッツ『衝動』、デーア・ローアー『タトゥー』、『無実』、『泥棒たち』(論創社)、翻訳台本にブレヒト『男は男だ』、シラー『たくらみと恋』、『群盗』、シュニッツラー『緑のオウム亭』など。TEEとは『無実』で翻訳、ドラマトゥルクとして仕事をした。今回が2作目のローアー、三輪、公家の顔合わせとなる。
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● 2017/09/10(日)14:00 アフタートーク
庭山由佳 ✕ 公家義徳
現代ドイツ語圏演劇の”いま”について
『泥棒たち』世界初演(ベルリンドイツ座、2010年 クリーゲンブルク演出)の稽古場にドラマトゥルクアシスタントとしてついていた 庭山由佳さんと公家義徳(『無実』『泥棒たち』演出)のトーク。
庭山由佳さん
東京芸術劇場職員。日本大学芸術学部演劇学科演出コース卒業後、文化庁新進芸術家海外研修制度2年派遣にてベルリンへ留学。ベルリンドイツ座、シャウビューネ、フォルクスビューネのドラマトゥルク部に所属し、ドイツ語圏舞台芸術のドラマトゥルク・翻訳・字幕、制作・ツアーコーディネートを務める。翻訳作品に、演劇『ファウスト』字幕(ハンブルクタリア劇場来日、2014年静岡芸術劇場)、オペラ『金閣寺』字幕(2015年神奈川県民ホール開館40周年記念)、演劇『メフィストと呼ばれた男』翻訳(2015年静岡芸術劇場、2016年神奈川芸術劇場)等。日独交流150周年日独友好賞受賞。
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● 2017/09/16(土)14:00 アフタートーク決定!!
生田みゆき ✕ 公家義徳
デーア・ローアー作品に取り組む二人の演出家対談。
公家義徳(『無実』『泥棒たち』演出)と文学座の新進演出家・生田みゆきさん(2018年4月『最後の炎』演出)が、デーア・ローアー作品について語りあいます。ぜひお出かけください!!
これまでローアー作品は、リーディングも含めて沢山の演出家が挑んできました。
岡田利規、森新太郎、小山ゆうな、笠井友仁、外輪能隆、林英樹、佐藤康、幸田美帆子(近畿大)、そして公家義徳。
演出家をくすぐりつづけるローアー作品の魅力と魔力を、ローアーさんが来られなくなった分、二人に話していただこうというトークです!!
生田みゆきさん
大阪府出身。東京藝術大学大学院 音楽研究科修士課程修了。
2011年文学座附属演劇研究所入所(51期)。2016年座員に昇格。
2010~2014年、「ペーター・コンヴィチュニー オペラ演出ワークショップ」(滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール主催)に参加。2016年夏、ドイツ文化センターの文化プログラムの語学奨学金(芸術分野対象)を得て、ドイツに滞在。 2017年12月にノゾエ征爾作「鳩に水をやる」で文学座を初演出、翌2018年4月にはデーア・ローアー作「最後の炎」を演出する。